図書館への来訪が困難な住民へ本を届ける移動図書館車に、ソーラーパネル・大容量蓄電池(9.6Kwh)を搭載。有事の際にも地域へ貢献できるトラック図書館「青空図書館」を開発いたしました。
図書サービスはもちろんのこと、重要なコミュニティツールとして利用者が自然と集まる環境づくりを発信していきます。
書架には約2,000冊の書籍を収納できるほか、ソーラーパネルで発電した電力を、日常の業務に活用できます。
小回りの利く小型トラックがベースの為、非常時には多くの物資を現場まで運べます。
庫内の書架下には専用の収納スペースがあり、非常時に備え物品を備蓄しておけます。
9.6Kwhの大容量蓄電池により、家電類の使用も可能です。
移動図書館車は図書館への来訪が困難な住民の元へ出向き、図書貸出業務を行う地域密着型行政サービスの一つです。このサービスは、人々が定期的に集い交流する機会を生み出すコミュニティ形成ツールの一つであり、東日本大震災やコロナ禍でもその重要性が改めて注目されました。
弊社も、山間部や離島など、地理的・社会的に異なる自治体に寄り添いオーダーメイドのトラック図書館をお届けしてきました。しかし、全国的にもその開発はあまり進んでおらず、読書離れや経費削減により廃止している自治体もあります。
災害の増加や孤立社会が加速する中、移動図書館車は現在の枠を超えたサービスが必要であると考え【いつ、どこでも、誰でも】をコンセプトに『青空図書館』を開発いたしました。