リニボ®とは、老朽化したトラックボデ-を再生することで地球にやさしく持続可能な技術商品であり、トラックボデ-リニューアルを省略した名称になります。
※中心の矢印を左右にドラッグすることで、施工前と施工後の様子を切り替えてご覧いただけます。
弊社のオリジナル製品であるエコロジーボックス®(E/B®)はリサイクル資源を運搬する為に開発され、その強靭な車体や積載量の多さ、高い荷役性など循環型社会の形成に欠かせない存在となっています。
そんなE/B®はとても過酷な環境で使用されていますが、これまで幾度となく改良を重ねることで耐久性や利便性、積載性の進化を遂げ、課題を克服してきました。
リニボ®では新品製作時と比較し、1/2のコストで約90~95%ものCO2の削減が可能となっています。
リアドアの開き止め装置に現行型最新式の「衝撃ガードピン」を採用することで、走行中の開き止め対策による安全性を高めています。
必要となればアッパーレールの材質を耐摩耗鋼板にすることも可能で、衝撃によるボックスの変形を抑制できます。
また旧型のE/B®の前壁補強根太は鉄製のため、アブレックス製に変更し強度を高めることにより現行型と同等に刷新します。
旧基準で製作された骨格を最新現行モデルの技術・材料に変更することにより安全性を高めています。
さらにショットブラストを行い、車体の表面処理を施し防錆塗装をより密着することで防食性を高めています。
さらにパイプ内防錆塗装を行うことで、角パイプ内部からの腐食を抑制しています。
老朽化したリアドアを交換することで、扉の開閉がスムーズになり乗務員様の負担も軽減することができます。
また、シートデッキのデザインの変更も可能であり、用途に応じた改造ができます。そのほか、リアドアの形状変更や密閉型や片開き、ハーフドア等の選択が可能です。
新品の車体を製造した場合と比べると使用する資源を89%削減することでCO2の削減ができます(上記対象において)。
新車の車両重量:6,200kg、リニューアル時に使用した材料:690kg
CO2削減率=1ー(924/15,400)=0.89
※ボデーを構築する主原料「鉄」に対して算出しております。